ムーラン・ルージュ(2001)
2006/01/28 23:22 - ま行
極彩色の映像はとても美しい。まさに絢爛豪華。でもそれ以外はちょっとなぁ……
とにかく目まぐるしい映像に辟易しました。 躍動感を出すために1カットを短くしてカット数増やすのは分かるけど、これはやり過ぎなんじゃないかなぁ。
まあでもそれは許容範囲。しかしですねぇ、そういう方向で躍動感出すんなら、構図の変化でメリハリをつけた、無加工映像の積み重ねで勝負をしてもらいたいもんです。 ブラしたスローなんて安易な手を使うのは如何なものか。逆回転に至っては論外の極み。
そして一番疑問なのはやはり歌。 なんでエルトン・ジョンだのマドンナだの80年代ポップスなのか。
まぁこの監督、80年代の音楽シーンが大好きなんだろう。それはわかる。 このミスマッチが新機軸、ってなつもりだったのかもしれない。 でもその思い入れがあまりに強すぎて、傍目で見る者としては、なんかシラけちゃいました。
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