Sprite(3) ~ Sprite と AttachMovie ~
2006/11/15 22:11 - AS3.0
Sprite(2) から続き
従来 attachMovie でおこなってきた、ライブラリ内のムービークリップをタイムラインに呼び出す方法の扱いが、これまた驚くほど簡単になっていて気絶しそうになります。
<AS2.0 の attachMovie 記述>
var _mc:MovieClip = attachMovie( "識別子" , "名称" , "深度" );
var _mc:MovieClip = attachMovie( "識別子" , "名称" , "深度" );
<AS3.0 における attachMovie 相当の記述>
addChild( _symbol );
ライブラリ登録アイテムのリンケージプロパティ Class 欄に何らかの文字列(ここでは仮に className とした)を記述しておく
var _symbol:className = new className();addChild( _symbol );
Sprite だろうと MovieClip だろうと TextField だろうと、とにかくクラスインスタンスであるならば、その呼び出しは、下記のようなとてもすっきりした形に統一されました。実に分かりやすい。
var インスタンス名:クラス名 = new クラス名();
addChild( インスタンス名 );
addChild( インスタンス名 );
そして、ライブラリシンボルのリンケージプロパティ Class 欄に何からの文字列を記述すれば、外部 as ファイルを用意せずとも、システムの方がその文字列を名称としたクラスを自動生成し、普通のクラスインスタンスのように呼び出せる。
コーディングする立場の人間としては非常にありがたい変更です。
- タイムライン版( 7.94 KB )
- 外部 as ファイル版( 5.58 KB )
以上 2 ファイルとも、Sprite(2) のソースと同じ動作をおこなう。ポイントとしてライブラリに登録されたシンボルが用いられる。
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