TextSlot 2
2006/12/18 21:43 - AS3.0
TextSlot 1 のバリエーションです。
前回との違いはスロットが始まるタイミングです。
TextSlot 1 では、すべての文字が同時にスロットを開始しましたが、TextSlot 2 では、1 文字ずつ順番にスロットを開始します。
よって 1 では 4 種類あった文字の確定順序が、2 では「先頭から」と「末尾から」の 2 種類だけになります。
スロット中に使用される文字種については前回と同様で、リストで表すと以下のとおりです。
- 確定する文字の順番を以下の 2 種類から選ぶことができる(idx)
- 先頭から
- 末尾から
- スロット中、ランダムに表示される文字の種類を以下の 5 種類から選ぶことができる(kind)
- 数字
- 英字
- 英数
- 英数記号
- 記号
今回も下記にそれぞれのパターンがどうなるかが見られるように Swf を一覧で貼りつけてあります (スロット文字種の 4 と 5 は省略)。
ボタンクリックでスロットが始まります。
確定する文字の順番(idx) | スロット表示文字種(kind) | ||
先頭から | 数字 | ||
末尾から | 英字 | ||
英数 |
TextSlot 1 と 2 は、同じようなことをやっているので、当然、そのコードに重複する部分が発生します。
なので、継承の勉強ということで、同じコードは抜き出して TextSlotBase.as とし、そのサブクラスとして、TextSlot1.as と TextSlot2.as を記述する形式に変更しました。
以下のソースでは、そのようにスーパークラスとサブクラスに分離した TextSlot1、TextSlot2 両方のプロジェクトを収録しています。
- ソース (12.3 KB ※ 2007/06/06 update)
次回以降は、この TextSlot シリーズで使用した、以下の4つの自作クラスのいずれかから順番に説明したいと思います。
- AqArray:Array 拡張
- AqButton:ボタン機能付加
- AqLetter:テキストフィールド操作
- AqMath:Math 拡張