AqMath と AqArray
2006/12/21 20:22 - AS3.0
この二つが、私にとってのクラス事始です。
クラスというもののおかげで、どんだけ私の人生が変わったかということは「オブジェクト指向で考えるActionScript」のレヴューで書きましたが、以来、著者である野中文雄氏のご著書およびサイトには、ずーっとお世話になりっぱなしです。
そんな野中氏による「次期 Flash に搭載予定の ActionScript 3.0 をひと足先に解説」の最終回が、12月18日発売の Web Designing 2007/01 に掲載されています。
今回は、ほんの触り程度の内容だったので、近いうちに、もうちょっとツッコンだ内容の5回くらいの連載があるといいなぁ。
それはさておき、Math 拡張と Array 拡張の話。
AqMath
Math 拡張クラスです。
以前、AS2.0 版をエントリーしましたが、それの AS3.0 版です。今回も AS2.0 版と同様に、Math クラスの継承はしていません。
相変わらず、ラジアンと度の相互変換や、指定した範囲内でランダムに整数を求める程度しかメンバ関数として登録していない貧弱なクラスなのは、どうにか何とかしたいところ。
- AqMath ソース (5.42 KB)
ところで AqMath.as にパッケージ名を付けると呼び出し時にエラーが出ますが、これは AqMath のメンバ関数がトップレベルの Math クラスのメンバを呼び出すからなんですかね?
AqArray
Array 拡張クラスです。
こちらは Array を継承しています。shuffle 以外のメソッドはあまり汎用性がなさそうですが、自分としては割とよく使うので、メンバ関数として登録しています。
- AqArray ソース (5.99 KB)
作成に当たっては以下のページにお世話になりました。
- Arguments (オブジェクト) (FumioNonaka.com Flash : テクニカルノート)
こいつも AqMath 同様、パッケージ名をつけるとエラーになるのは、トップレベルの Array を継承しているからなんでしょうか。
とにかく AS3.0 は触り始めたばかりなんで、まだまだ分からないことばかりです。 アップしたクラスファイルも、これでフィックスというわけではもちろんなく、どんどん修正が加わることでしょう。