新 3D クラス開発日記(1) ~ はじめに ~
2007/02/01 20:41 - AS3.0
以前 AS3.0 版による 3D 表現をエントリーしましたが(現在は削除済み)、この度思うところあって大々的に変えることにしました。
私は Flash 5 の頃から、先人の知恵を拝借して 3D 表現を模索してきましたが、そのコードを AS1.0 → 2.0 → 3.0 と変わるたびに書き換えてきました。
Flash アクションスクリプトは AS3.0 で大きく様変わりし、いよいよ本格的なオブジェクト指向言語になったとか。
先日 Java に関する本を読んで、オブジェクト指向の記述方法や設計の仕方は、今まで馴染んできた構造化プログラミングとはけっこう異なることを知りました。
そういった知識を得た後で見ると、先だっての AS3.0 版 3D 表現クラスには、AS1.0 や 2.0 時代の残滓があって、まだまだオブジェクト指向には程遠いものであるなぁ、ということを痛感しました。
そして、この際今までの 3D 表現に関わるクラスは一旦ご破算にして、ゼロからオブジェクト指向に則ったコーディングに書き換えたいものである、という欲求が湧きあがってきました。
それに変数名などにいろいろと問題のある付け方をしている部分も多々あるので、一気に解消してしまうチャンスでもあります。
まぁ巷には Sandy という凄げな API もありますが、私としては AS2.0 自体がすでに眼中なし。
それに仕事で Flash を扱っているデザイナー・プログラマといった方々と違って、私は趣味で Flash いじっているんで、実利や効率を度外視して、享楽や求道を選択できる立場にあります。
まぁ求道だなんて偉そうなこと言っても、しょせんはヘボグラマー。高は知れてます。
それはともかく。
このたび、とりあえず形になったんで、エントリー&解説していきます。