新 3D クラス開発日記(2) ~ 点を使った表現と面を使った表現 ~
2007/02/02 23:54 - AS3.0
私が今まで作ってきた 3D 作品には「点を使った表現」と「面を使った表現」の二つの系統がありました。
点を使った表現というのは、仮想三次元上に設定した座標を動かし、その三次元座標に対応するスクリーン座標に表示オブジェクトを配置するものです。
Fomation、 Orbital、 Orbital TYPE、Pivot I、 Pivot II などが該当します。
なお、点を使った表現はさらに二つの系統に分かれます。
スクリーン表示において表示オブジェクトの縦横比が変わらないものと変わるものです。
前者は Fomation、後者は Orbital、Orbital TYPE、Pivot I、Pivot II です。
面を使った表現というのは、三次元座標を頂点とする四辺形を設定し、その面に対してビットマップ貼付や beginFill などにより可視化を施します。
そして点を使った表現同様、頂点の座標を動かすことで面の移動や変形をおこなうものです。
Poly-Hedron、 CUBE、 CUBE 2、 Texture Square などが該当します。
以前エントリーした 3D 表現クラスは、前者の段階でとまっていましたが、今回のパッケージは、後者もカバーできるよう設計しています。
以下のサンプルは、新しい 3D 表現クラスで作った、それぞれの最もプリミティブな形です。
点を使った 3D 表現
面を使った 3D 表現
点を使った 3D 表現の外観は今までのものと全く変わりません。
次回はパッケージ構成の説明になります。