Papervision3D の Objects(6) ~ Cube その2 ~
2007/04/14 17:15 - Papervision3D
先だって Revision 62 の情報を仕入れたブログに、また Objects 関連の新しい情報がエントリーされていました。
立方体の各面に対してそれぞれ別々のマテリアルオブジェクトを割り当てるよう拡張された Cube.as とのこと。
試してみました(原理の詳細や拡張 Cube.as ファイルの取得は、先方様からどうぞ)。
MaterialObject 使用(従来の Cube.as の使用法)
( BitmapMaterial , 100 , 100 , 100 , 4 , 4 , 4 )
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( ColorMaterial , 100 , 100 , 100 , 4 , 4 , 4 )
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次に拡張機能を試してみます。
第1引数にマテリアルオブジェクトではなく、マテリアルリストを指定するとのこと。
MaterialList 使用
BitmapMaterial を格納したリスト使用
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ColorMaterial を格納したリスト使用
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- ソース( CubeTest2.zip 57.3 KB 注:拡張 Cube.as は同梱していません)
Plane オブジェクトを 6 個作って、座標やら rotation やらいろいろ設定する手間が、一気に省けるようになったわけですね。
こりゃ楽チンでいいや。
でも、マテリアルリスト作成の際には、下記の2点の制限があるっぽいです。
- addMaterial でマテリアルオブジェクトを必ず 6 個登録すること
- addMaterial の第2引数で付ける識別名は必ず face1、face2、face3 …… face6 とすること
1. の制限により、いずれかの面が無い立体、例えば立方体のうち天地の面が抜けた筒状の立体など、は作れないと。 そういうのを作りたい場合は Plane を組み合わせることってわけですな。
んで、2. の face に続く数字で、面の配置を設定する、と。
いやぁ、立方体を作るときはずいぶんと楽になりますねー。