Flash CS3 Professional
2007/05/13 22:42 - AS周辺事情
それは Macromedia が Adobe に買収されて後、初めて製品版としてリリースされる Flash。
Adobe の製品ページを見ていると感じます。
かつてはホビーユースだった Flash も、今じゃ完全に業務用アプリケーション。
前バージョンの Flash 8 からして既にその傾向はありましたが、今や完全に「シロウトお断り」って感じですよね。
新規購入価格が 88,000円(税込)という値段設定が物語っていると思いませんか。
そしてしょせんは一発屋に過ぎなかった Basic が大いに物語っていると思いませんか。
まぁ私は Flash 8 Pro からのアップグレードなんで、26,000円(税込)で済みますが。
Flash クリエータやウェブデザイナーなど、仕事として扱っている人には有効なツールであることは間違いないと思います。
でもシロウトが、ちょっと趣味でいじってみるかなー、というタイプのソフトウェアではないことも間違いないと思います。
私のような趣味の Flash 使いにはもう完全に門戸が閉ざされてしまったんだなぁ……
そう思うと悲しさ淋しさもひとしおです。
モーション派は Suzuka や ParaFla、FlashMaker など、フリーもしくは廉価なソフトへ移行するでしょう。
スクリプト派の私は今後の身の振り方を如何にすべきか。実に悩ましい。 いっそ Flex に移行した方がいいのかなぁ…… などとも考えたり。
などと愚痴りながらも、おそらく購入することでしょう、CS3 は。
PSD や AI の読み込みや、イラストレータ並みの描画機能なんていらないし、ビデオ処理周りは興味あるけどおそらく使うことはない。
しかし ActionScript 3.0 による開発環境には興味津々。
スクリプトエディタはちっとは使いモノになるエディタになったんでしょうかね。
そして、アニメーションを ActionScript に変換する機能もちょっと気になる。
こっちはあくまでも興味本位なだけですが。
なんでも日本語版リリースは2007年6月22日になるんだとか。
それまでとりあえず英語版トライアルをダウンしていろいろ試してみますかねー。
こことかこことかを拝見すると、起動やコンパイルがかなり速くなってるそうで、そこんところは体感してみたいもんです。
それに今抱いている Flash CS3 に対するネガティブな思いが、実物に触れた途端、ポジティブなものに変わるかも知れないしな、うん。