Tweener で MotionTypography (2)
2007/06/11 21:46 - tweener
以前「動くグリッド」シリーズ( 1、 2、 3、 4、 5、 6 )で、たくさんの正方形が整列するというサンプルを、複数のクラスを組み合わせて作りました。
これは、そもそもモーションタイポを AS3.0 でプログラム化するための前段階として組んだものでした。
で、「動くグリッド」もひとまず完成したので、今回からいよいよ Motion Typography に進んでみようかと思います。
ところでグリッドグリッド書いてますが、こういうのどうやらネイティブだと tile と言うようですね。
なんでも「動くグリッド」最終回のサンプルを見ていてヒラめいた方が海外にいらっしゃるそうで、そちらのエントリーを拝見しますと TileList という表記をしてます。
やっぱり英語勉強した方がいいですかねぇ。
これからのネット社会、好むと好まざるとに関わらず、英語の比重はますます大きくなっていくことでしょうし。
それに最近、海外からご訪問いただいている事例が増えてます。
何とビックリ。Tweener 開発者である Zeh さんのエントリーからも当方に対して、いくつかリンクを貼っていただいてます(Other Papervision3D + Tweener examples と Papervision3D + Tweener = Cones の update)し、さらに恐れ多くも Google code tweener の Credits のページで Other thanks として当方をリストアップしていただいてます。
こんなヘボいサンプルしか存在しないウチみたいなところにリンクしていただけるなんて、ありがたいやら、申し訳ないやら。
それはともかく、せっかく海外からご訪問いただいても、日本語ドメスティックな記事しかないんじゃ心苦しい(もっとも例え英語で書いてあっても、たいして役立つもんでもないですか)。
まぁその辺りは今後の課題としたいと思います。
で、話を戻しますが、動くグリッドは、それぞれ以下の機能を持った各クラスの組み合わせで成り立っています。
- Main.as
メインクラス - Cell.as
格子を構成する正方形を定義するクラス - Grid.as
セルを配置するクラス - MotionEngine.as
動作を定義するクラス - StateDefine.as
動作開始前状態を定義するクラス - OrderDefine.as
動作開始順を定義クラス
これをモーションタイポに応用するには、以下の点を変更すれば良いだけです。
- Cell の代わりに文字オブジェクトのクラスを作る
- Grid の代わりに文字オブジェクトを並べるクラスを作る
- OrderDefine は不要
そうすると、このようなクラス構成になろうかと思います。
- Main.as
メインクラス - TypoLetter.as
文字を定義するクラス - StringSplitter.as
文字を配置するクラス - MotionEngine.as
動作を定義するクラス - StateDefine.as
動作開始前状態を定義するクラス
(次回に続く)
シリーズ
- tweener で MotionTypography (1)
- tweener で MotionTypography (3)
- tweener で MotionTypography (4)
- tweener で MotionTypography (5)
- tweener で MotionTypography (6)
- tweener で MotionTypography (7)