Papervision3D の InteractiveScene3D(3)
2007/08/11 01:50 - Papervision3D
ところで何で私が、MovieScene3D 直下 addChild だと不便でしょうがないしょうがないと、ネチネチ言い続けているかというと、オブジェクトに対して フォグ効果を付加したいからなんでした。
具体的には、以下のようなものをなるべく楽して作りたいということです。
DisplayObject3D(このサンプルでは Plane)のプロパティ screenZ の変化に連動させて、ブラーフィルターの強さとアルファ値の減少度合いを変化させています。
これにより、さらに奥行き感が増すというもの。
できる限り楽してこういうのを作るんだったら、やっぱ DisplayObject3D の階層構造管理は欠かせません。
かつて作った作品を AS3.0 へ移植するという流れの中で、OrbitalTYPE という作品の移植をおこなっていたんですが ( その1、 その2、 その3 )、簡単にはフォグ効果がつけられないという壁にぶち当たり、現在放置中。
そんなときに接したのが Papervision3D 1.5 公式リリースの報。
なんでも InteractiveScene3D なるものが実装され、それを使うと DisplayObject3D に階層構造を持たせたままマウスイベント付加ができるとか。
これでフォグ効果も解決か? もしかしてすっげー朗報? と飛びついたのが「papervision3D 1.5 でマウスイベント」なんですが、実はあのエントリーでアップしたコードを書いているときに、既に暗雲が垂れ込めはじめていたのであります。