Tweener 1.31.66 を試す(2)
2007/10/14 14:57 - tweener
今回からは、Tweener 1.31.66 で各特殊プロパティを扱うには、どういうふうにコード記述をおこなえばよいのか、いろいろ試してみたいと思います。
手始めに、全ての特殊プロパティを扱う場合に共通する前準備の話から。
前々回、前回と述べてきたとおり、Tweener 1.31.66 では特殊プロパティの大増量に伴い、機能ごとにクラスファイルが別々なものとなりました。 よって、それらの特殊プロパティを扱うには、まず最初に対象のクラスファイルを import する必要があります。
<色操作に関わる特殊プロパティを使う場合の例> import caurina.transitions.Tweener; import caurina.transitions.properties.ColorShortcuts;
次に、Tweener.addTween などで各特殊プロパティを扱うよりも前に、その当該クラスの init メソッドを実行しなければなりません。
init メソッドでは、特殊プロパティを Tweener.registerSpecialProperty で登録したり、Tweener.registerSpecialPropertySplitter で分割したりしています。
Tweener 本体でも初期においては Tweener.init() で同様のことをやっていましたね。
こいつはコンストラクタの一番最初あたりで実行しておくのが無難でしょう。
<色操作に関わる特殊プロパティを使う場合の例> public function Main() { ColorShortcuts.init(); …… }
これで特殊プロパティを扱う前準備が終了。
次回からは、特殊プロパティの機能カテゴリーごとに、実際に特殊プロパティを使うコードをいろいろ記述していきたいと思います。
なお、サウンド操作には今のところ興味がないので、本稿では SoundShortcuts は扱いません。
シリーズ
- Tweener 1.31.66 を試す(8) ~TextShortcuts~
- Tweener 1.31.66 を試す(7) ~FilterShortcuts~
- Tweener 1.31.66 を試す(6) ~ColorShortcuts(2)~
- Tweener 1.31.66 を試す(5) ~ColorShortcuts(1)~
- Tweener 1.31.66 を試す(4) ~DisplayShortcuts~
- Tweener 1.31.66 を試す(3) ~CurveModifiers~
- Tweener 1.31.66 を試す(1)
- Tweener のさらなる進化