Tweener 1.31.66 を試す(4) ~DisplayShortcuts~
2007/10/16 20:18 - tweener
Tweener 1.31.66 で整備された特殊プロパティを扱う際のコード記述の実例。 今回は DisplayShortcuts を見てみたいと思います。
DisplayShortcuts
このクラスでは4系列の特殊プロパティが定義されています。
_scale
scaleX、scaleY 両方を同じ値でトゥイーンする。
_autoAlpha
アルファ値をトゥイーンする。
加えて、アルファ値0を境に DisplayObject.visible の true、false を自動的に切り替える。
_frame
MovieClip のフレームをトゥイーンする。
_scrollRect 系列
DisplayObject.scrollRect における矩形のスクロールをトゥイーンする。
この特殊プロパティはさらに以下の項目に細分化される。
- _scrollRect_x
- _scrollRect_y
- _scrollRect_left
- _scrollRect_right
- _scrollRect_top
- _scrollRect_bottom
- _scrollRect_width
- _scrollRect_height
自分としては過去に大絶賛した _scale 以外は、あまり使い道がないなぁ、という印象。
アルファ値が 0 になったからって、visible を false にする必要性を私個人は感じないし、MovieClip を使うような作品は作らない。
それに、DisplayObject.scrollRect なんてプロパティ、初めてお目にかかりましたよ。 LiveDocs のサンプル試してみたけど意義がよく分からん。
そんなワケで、_scale についてだけサンプルとソースを示します。
_scale の使い方は今までと同じです。
クリックする度に { _scale:1 } と { _scale:5 } を往復します。
シリーズ
- Tweener 1.31.66 を試す(8) ~TextShortcuts~
- Tweener 1.31.66 を試す(7) ~FilterShortcuts~
- Tweener 1.31.66 を試す(6) ~ColorShortcuts(2)~
- Tweener 1.31.66 を試す(5) ~ColorShortcuts(1)~
- Tweener 1.31.66 を試す(3) ~CurveModifiers~
- Tweener 1.31.66 を試す(2)
- Tweener 1.31.66 を試す(1)
- Tweener のさらなる進化