バトーの眼 AS3版 プロトタイプ
2007/12/30 22:25 - AS3.0
押井守監督作品「イノセンス」。
今は公開していませんが、かつて、その素晴らしい映像表現に大いに触発されたワタクシは、「バトーの視界」をシミュレートした Swf を Flash MX 2004 で作ったことがあります。
レンズ効果の応用ですね。
当時のレンズ効果のアルゴリズムは、何枚も重ねた、マスクで切り取った画像を順次拡大するというものでした。
Flash 8 で各種フィルターによるビットマップ操作ができるようになり、今じゃレンズ効果もビットマップ操作で実装する時代となりました。
サンプルは見たんですが、当時、苦手なビットマップ操作によるレンズ効果はスルーしていました。
今でもビットマップは苦手ですが、KHRONOS PROJECTOR のようなグニョングニョンしたビジュアルイメージなどを昔から見るにつけ、ああいうヘンテコなビジュアルを作りたいものである、とは常々思っていました。
で、そろそろワケわかんねー DisplacementMapFilter を弄ってみるかなぁと思い立ったわけです。
でもって、いきなり難易度の高いものにチャレンジするような蛮勇を持ち合わせていないワタクシは、他人様が公開してらしゃるステキなソースのちょっとした改変から始めるわけです。
そんなわけで、下記のブログで公開されていた素晴らしいソースを応用させていただいて作ったのが、新しい「バトーの眼」のプロトタイプです。
マウスダウンでレンズ機能オン、マウスアップでレンズ機能オフ、ドラッグでレンズが移動します。 レンズ部分だけです。レンズフレームはありません。