モーションタイポ再び (6)
2008/03/04 22:19 - AS3.0
前回は、文字列のテキストフィールドを作成し、その文字列テキストフィールドから getCharBoundaries によって各文字の境界ボックスを取得、別途作成した各文字オブジェクト群をその境界ボックスを用いて配置する、ということをしました。
今回は、そのようにして作られた各文字オブジェクトを Tweener で動かしてみます。
領域をクリックする度に、文字列テキストフィールドの align、letterSpacing、leaing がランダムで変わりますが、その都度、getCharBoundaries を動かし、各文字の配置を再設定しています。
薄い赤が文字列テキストフィールドの文字で、黒い文字が一つずつ生成された文字オブジェクトの文字です。
文字は stage の右下から所定の位置へ移動します。
今回のサンプルは挙動テスト用ということで、クリックする度に align や letterSpacing、leading を変えるという、私の作るモーションタイポ作品としてはかなりイレギュラーな処理をおこなっています。そのため、Main003.as はすごく汚いコードとなってしまっています。
サンプルを動かすと分かるように、align、letterSpacing、leading がどのような値であっても、getCharBoundaries を使えば、文字の配置場所を簡単に設定することができます。 昔、さんざん苦労したのがウソのよう。
で、実際にモーションタイポ作品とする場合、下地の文字列テキストフィールドは addChild しないなり、getCharBoundaries が済んだらガベージコレクター送りにするなりすれば良いわけですね。
シリーズ
- モーションタイポ再び (9)
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- モーションタイポ再び (2)
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