ActionScript 3.0 コーディング規約
2008/03/15 21:33 - AS周辺事情
以前、FlashDevelop 3.0.0 Beta 6 に Contextual generators というスゴイ補完機能がついたという話をしました。
たとえば、メンバ変数として以下のようなものを設定したとします。
private var foo:String;
この行にカーソルがある状態で cntl + shift + 1 を押すと、ゲッターまたはセッター、もしくは両方を選択する小窓が表示されます。
そして、たとえばゲッター・セッター両方を選ぶと、補完機能が働いて、以下のコードが自動的に記述されます。
private var _foo:String; …… public function get foo():String { return _foo; } public function set foo(value:String):void { _foo = value; }
get ○○、set ○○ がコードされると同時に、メンバ変数名 foo の前に自動的にアンダースコアが付加されるわけですね。
この自動補完による記述を見て、メンバ変数名の先頭にアンダースコアを書く場合ってどんなときなのかなぁ、ということを改めて考えるようになりました。
もちろん、以前より、独学だとヘンテコなコードになっている可能性がかなり高いことだし、どっかにコード規約が書かれたものがないかなぁ。それでちゃんとした教育を受けたいものである、と常々考えており、ネットで遭遇した以下の記事などをブックマークしてきたりもしました。
- コーディング規約 ( from Yasu Log )
- 頑健なJavaプログラムの書き方
- 命名規約
- オブジェクト指向プログラムでgetter/setterメソッドを使わなければならない10の理由
そんな中、コード規約の学習にうってつけのページが Adobe Open Source に設置されたことを、fladdict さん、trick7 さんのお二方のブログエントリーで知りました。
- AS3コーディングスタンダード ( from fladdict.net blog )
- ActionScript3.0 のコーディング規約 ( from trick7.com blog )
私は職業的アクションスクリプトコーダーではありませんが、fladdict さんの書かれたことに全面賛成です。
また、trick7 さんはこの Adobe のコーディング規約の日本語訳を進めていらっしゃいます。
- ActionScript 3.0 コーディング規約の日本語訳 ( from trick7.com blog )
そんなわけで、trick7 さんの日本語訳を参考にさせていただきながら、オリジナルのページを読んで、よりスタンダードな記法を学んでいこうと思います。