FlashDevelop カスタマイズ(4)改 ~Project 周り その4改~
2008/04/07 21:22 - AS周辺事情
以前、FlashDevelop 3.0.0 beta 5 において、新規プロジェクトで生成される Main.as をカスタマイズする話をしました。
そのときは所定の場所にある Main.as をただ単に差し替えるだけでよかったんですが、beta 6 で試してみたらば、ちょびっと仕様が違ってるんです。
てなわけで今回は FlashDevelop 3.0.0 beta 6 において、新規プロジェクトで生成される Main.as をカスタマイズする話。
ActionScript 3.0 の Default Project の在り処は以下の場所です(スタンドアロンモードでインストールした場合)。
そこを開いてみると下図のようになっています。
プロジェクトマネージャで表示されるディレクトリ構成と同じですね。 ということは目的のファイルは src フォルダにあることが予想されます。
src フォルダを開くと下図のようになっています。
beta 5 では、ここに Main.as があったんですが、beta 6 では "$(PackagePath)" という名前のフォルダがあります。
ではそのフォルダの下はどうなっているのか開いてみると、下図のようになっていました。
"Main.as.template" という、そのものズバリな名前ですね。
こいつをFlashDevelop で開くと、案の定 Main.as の内容が記述されています。
つまり "Main.as.template" はテキストファイルだってことですね。 さっそく、こいつを俺色に染め上げ保存。
FlashDevelop のメニューから新規プロジェクトを作成すると……
ちゃんと Main.as にカスタマイズ内容が反映されています。
ところで、なんで src フォルダ直下に Main.as を置かなくなったのかというと、"$(PackagePath)" というフォルダ名からの推測および実際に試してみた結果、New Project ダイアログの一番下に表示される Package 欄への入力を反映させるためだということが分かりました。
これってたしか beta 6 で新たに付け加わった点ですよね(もう beta 5 はデリっちゃったんで確認できません)。
例えば、New Project ダイアログで以下のように入力したとします。
すると、プロジェクトのディレクトリ構成は以下のように構築されます。
つまり、Packege 欄になんらかの入力をすることで、src フォルダ以下に任意のフォルダを作って、そこに Main.as を置くことができるってわけですね。
でも Main.as ってドキュメントクラスですよね? 私の場合、ドキュメントクラスは as ファイルを格納するフォルダのトップに配置ています。よってこの Peckege 欄には入力の必要がない、ということを確認して終わりとします。