自作 3D クラス最終回
2008/05/16 22:29 - AS3.0
えー、今までトータル10回以上に渡ってエントリーしてきた自作3Dクラスの話ですが、Point3D、Matrix3D、Vertex とクラスも整備し、いよいよこれから実技! というタイミングで最終回を迎えることとなりました。
その理由は、徐々にその姿を明らかにし始めた Astro のせいです。言わずと知れた 3D Effects。
BeInteractive! の yossy さんが日本最速のまとめ Wiki で提示していらっしゃる情報。
そして Unknown Quality の ll_koba_ll さんによる、これまた最速なソース付きサンプルのエントリー、「Flash Player 10 で 3Dしてみた」と「Flash Player 10 で 3Dしてみた 2 テキストもいける」の情報。
これらの情報を総合すると、もう今更自作3Dフレームワークはいらんでしょ、という結論に達しました。
ヘタすると FIVe3D や、Papervision3D すら無用の長物になりかねないオレ的に。
まぁ Adobe MAX だったかで Astro が初お目見えしたときにそういう話題が駆け巡りましたけどね。
そんなわけで最終回。二つのサンプルとソースの提示で投了ですよ。
昨日エントリーしたばかりの Vertex クラスがもう変更になってます。 パースペクティブ絡みの新しいメソッドが加わってますが特に解説はしません。 興味のある方はご自分で調べてみてください。 3Dインターフェース入門の真ん中辺、"Scale = F / (F + Z);" あたり。
でもまぁ Point3D、Matrix3D、Vertex のたった三つのクラスだけで、それなりの三次元表現ができるということが分かったし、三次元変換行列について調べることで flash.geom.Matrix が一体にどういうものなのかということが何となく分かってきました。
今まで Matrix はワケの分からないままサンプル弄ってただけだからなぁ。いやあ勉強になりました。
数学というのは実にワンダーですね。
てなわけでサンプルとソース。
ひとつは立方体のワイヤーフレーム。
もうひとつは立方体の頂点部分に円を貼り付けてます。円はパースによって大きさが変わります。
yossy さんと ll_koba_ll さんの情報を元に、私も Astro 用 3D サンプルに着手しようかと思います。