Flex SDK + FlashDevelop で Astro
2008/05/17 21:36 - AS周辺事情
ActionScript 開発に FlashDevelop を欠かせないワタクシといたしましては、以下のエントリーを参考に、FlashDevelop で Astro 用 SWF 開発ができる環境を整えたのであります。 今回はその備忘録。
- FlashDevelop + Flash Player 10 で遊ぶ ( from 馬鹿全)
- FlashPlayer API in Astro ( from Spark project )
- Flash Player 10 で 3Dしてみた ( from Unknown Quality )
- Flash Player 10 beta 公開 ( from akihiro kamijo )
開発環境整備は以下の三つのフェーズから成り立っています。
- Astro の導入
- Flex SDK の導入
- FlashDevelop の設定
Astro の導入
まずは Flash Player 10 のインストール。
Astro インストールに当たっては、現在インストールしている Flash Player はアンインストールせよ、とのこと。
ここからアンインストーラをダウンロードします。
そしてここから Flash Player 10 のインストーラをダウンロードします。ActiveX Control for Windows と Plugin for Windows の二つ。
三つのファイルを取得したら、次の順番でファイル実行。
- uninstall_flash_player.exe(Flash Player 9 のアンインストール)
- flashplayer10_install_activex_051508.exe( IE 用 Flash Player 10 )
- flashplayer10_install_plugin_051508.exe( IE 以外用 Flash Player 10 らしい)
一番下は、もしかしたらやめておいた方が無難かも。私は実行しちゃいましたが。
Flex SDK の導入
2008.05.15 以降の Flex SDK だと普通に Astro 用 SWF が開発できるとのこと。
Flex 3 SDK Downloads の Nightly Builds にある Build 3.0.1.1728 以降の Flex SDK をダウンロードしてきます。
で、ダウンロードした ZIP を適当な場所に展開します。
私は、現在使用中の Flex SDK はそのフォルダ名をリネーム、今回解凍する Flex SDK を今まで使っていたフォルダ名で展開しました。
これなら FlashDevelop の設定変更が最小限で済みますし、もし何かあった場合もすぐ復旧が可能です。
解凍が完了したら、設定ファイルの書き換え。
どのフォルダにある何ていう名前のファイルのどこを書き換えるのか、ということはここに書いてあります、英語で。
Flash Player 9 と 10 を一緒に使いたいなら云々という記述もありますが、私は 10 専用の記述で変更をおこないました。 FlashDevelop 的にはそれでも問題なさそう。
FlashDevelop の設定
FlashDevelop ではほとんど設定変更する必要はありません。
確認すべきことは一つだけ。
Project -> Properties -> Output -> Test Movie が default か Play in tab になっていればオッケー。
Project -> Properties -> Output -> Platform は Flash Player 9 しか選べませんが、上記にしておけば問題なく表示できます。
あとはもう今までどおり普通に AS3 でプロジェクト作って F5 キーでコンパイル。
コードミスがなければ、コンパイルが完了し、別タブが開いて SWF が表示されます。
なお、Flex SDK が Build 3.0.1.1728 以降ならば astro というネームスペースが云々というのは関係ありません。
astro.as 作って、sprt.astro::rotationY += 1; とかせんでよし。
普通に sprt.rotationY += 1; でオッケー。