ゴースト・ハンターズ
2006/03/14 21:39 - か・が行
ドンパチ、カンフー、カーアクション。
VFX、ギャグに美女。
亡霊怪物妖術魔術。
面白ければ何でもあり。
まさにアメリカ人による香港映画といえましょう。
しかし難を言えばカンフー乱取り。 カット割りはかなりイケてるけど、肝心のアクションのキレが一部悪い。 画竜点睛を欠いていて残念。
あと、ワイヤーアクションが事実上無いってのは、ワイヤーヲタとしてはちょっと納得いきませんな。 カーペンター監督には猛省を求めたい(笑)。
でも香港映画さながらの勢いとノリ、スピード感は観ていてとても心地よいですね。
あと、これは映画自体には全く関係ないんだけど、この邦題は本当に不愉快きわまりない。
「ゴーストバスターズ」にあやかって付けたんだろうけど、こんなダッサい邦題を恥ずかしげもなく付ける神経を疑う。
センスがないにとどまらず、ジョン・カーペンター監督作品に対する愛が全然ないってことも容易にうかがえる。
映画はたしかにビジネスだけど、それ以前に監督や作品に対する愛も必要なんじゃないでしょうかね?
元々この映画の原題("BIG TROUBLE IN LITTLE CHINA")はかなりイケてるんだから、くっだらない邦題付けるよりも、原題をそのままカタカナ表記した方が数兆倍マシってもんです。