Astro ビルトインによる 3D 表現の模索(1)
2008/05/29 22:27 - Astro
つい先日のことでございます。
3D 表現のために三次元変換行列クラスを自作し、それに伴う三次元座標クラスや頂点クラスも整備、基礎固めも済んだことだし、これから実地でいろいろ試しちゃうぞーと勢い込んだ、まさにその矢先のことでございました。
Astro のベータ版が公開されたのは……
Astro の破壊力の大きさは皆さまご存知のとおり。
何千円もする書籍を買い、チマチマと時間をかけて作ってきた私の自作クラスはあっという間にジャンクと化しましたとさ…… ちっきしょーっ!!
涙目のまま自棄酒を呷る日々が続いたことは想像に難くないことと思います(ウソですよ)。
しかし、だ。
いつまでも不貞腐れててもしょーがない。 ここらで一発、Vector3D や Matrix3D、PerspectiveProjection といったクラスを検分し、ビルトインでどのレベルまで 3D 表現ができるもんなのか試行してみようかと思います。
いきなり Astro ビルトインで組む前に、インフラとしてZソートのアルゴリズムを考えますよ。
ところで実は 3D 表現についてエントリーするのは、ワタクシ、今回のシリーズで5度目です。
最初は AS2 の時代(これに関わるエントリーは全て削除済)、2度目は ActionScript 3.0 ベータ版が出た頃(これも削除)、3度目は CS3 が出てから(「新 3D クラス開発日記」シリーズ)、4度目は先日の自作三次元変換クラスに関連したもの(「3D表現、五つの座標系」から始まるシリーズ)、そして此度は Astro ビルトイン。
まあ飽きもせずというか焼き直しばっかしな私ですが、3度目のときに固めたZソートのアルゴリズムを今回も援用しようと思います。