サラマンダー
2006/03/20 21:24 - さ・ざ行
話の筋なんかはどうでもよくて、とりあえずドラゴンをカッコよく観せることだけに徹する映画、というスタンスは、概ね満たされていたんじゃないでしょうか。
砦を強襲するドラゴンの図は、まさに中世の剣と魔法の物語的映像してて素敵でした。
そしてケンタッキー義勇軍による龍狩りのシーン。 探査システムとヘリ降下部隊による連携プレイ。これは燃えた!
それぞれ離れた3カ所に、バイクでレーダーを運び設置する過程。 ヘリからドラゴンまでパラシュートを開かずに高速で落下する過程。
このふたつの行程は、バイクやヘリといった近代兵器を使いながらも、ダイレクトに死と隣り合わせであり、そして、あらためて肉体というものを意識させる手段でした。 まさに剣による龍退治の現代兵器版と言えましょう。
このシーケンスだけは観て損無しだと思います。
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