ドット・タイポ (3)
2008/07/24 21:36 - AS3.0
前回のサンプルでは、文字を構成するドットの表示・非表示情報の管理に Array を使用しました(しかも三次元 Array)。
表示するドットの数が数なんで、メモリサイズ的にも速度的にも Array でもまったく無問題なんでしょうが、三次元 Array というのはいくら何でもアレ過ぎるので、この表示・非表示情報の管理を ByteArray でおこなうよう改造してみます。
「RA DIOHEA_D / HOU SE OF_C ARDS」でちょろっとフライングしましたが、今回から、あらためて ByteArray によるデータ管理について考えますよ。
なお、今エントリーにおける改造では ByteArray を格納する Array を格納する Array という、結局は三次元 Array を使用することになるんですが、徐々にシェイプアップする過程を示すため、こういう回り道をします。
前回書いたとおり、ドットの表示・非表示の判定にしたのは true、false のブール値です。
よって今回の改造では ByteArray.writeBoolean() と ByteArray.readBoolean() のふたつのメソッドの出番となります。
DotPosDataPool クラスは Array.push を ByteArray.writeBoolean に切り替えるだけ。
ドキュメントクラスは Array[i][j] へのアクセスから ByteArray.readBoolean に切り替えるだけ。
単純に、最基層データを Array から ByteArray に切り替えただけです。
挙動は前回のサンプルと同じなので SWF は提示しません。 ソースのみの提示となります。
- ByteArray 使用版ソース(ZIP 7.51KB)
前回および今回のコードでは、文字を構成するドットの表示・非表示情報は、1文字ごとに一纏めにしました。
次回は、1文字ずつではなく文字列全体でドットの表示・非表示情報を一纏めにするよう改造を施してみます。