『NOW UPDATING…THA/中村勇吾のインタラクティブデザイン』B1F 篇
2008/08/11 21:13 - アート巡り

『NOW UPDATING…THA/中村勇吾のインタラクティブデザイン』の続き。
今回は地階についてです。
ここも 1F 同様、平台が撤去されており、実に広い。 そして薄暗い。心が落ち着きますね。
ここには、今回この展示会場に足を運ぶ意義であるところのもの、すなわち、未公開作品がいくつか展示されています。 それらはいずれも試作品といったもののようです。
tha は1年のうち半年はクライアントのための仕事をして、残りの半年は自分たちがやりたいことをやる、という業務形態だそうですが、そのときに作られた作品群なのでしょうか。

- 自動顔認識技術使用作品
- グリッド分割複数ビデオ同時再生
- 高速撮影物体落下もの
などなど。未だ見ぬ作品群が目白押し。
特に目を瞠ったのが「JOCATORE」という作品。
二つのバージョンが展示されていましたが、作品に向かって左側に表示されていた、完全一致している方がスゲー。
何がどうスゲーのかはご自分の目で確認してください。
あと、会場に足を運ぶ特典はもうひとつあります。 シークレット URL がゲットできますよ。 まあシークレットちゅーても、もうすでにあちこちで晒されているようですし、Firefox 3 でアドレス直打ちしようとすると勝手に候補として出てくるんですけどねー。
でも、公然とは言え、シークレットのようですので、私はモラルに則り、公開しないこととします。
ところで初公開の展示作品にはもうひとつ、フォントをネタにしたワタシ的には非常に萌える作品があったのですが、それについては稿を改めて FONTPARK 2.0 とともに書きたいと思います。
ところでワタクシ、最低あと一回はこの展覧会に足を運ぶことと相成りました。
1F 垂れ幕の陰に、この展覧会のために作成されたコンテンツがあります。
会場入りしたときには正常に動作していたんですが、いざ帰る段になって参加しようかなと見てみると「調整中」の表示が……
スタッフの方が、直すためでしょう、あちらこちらに電話をしていたのでしばらく待っていたのですが、どうも稼働しません。
その間、別の触れるコンテンツもダウンしました。
そっちはどうもリモート操作でコンピュータを再起動させたらしく、コンテンツも動き出したんですが、目的のコンテンツはずっと調整中のまま。
てなワケで足跡を残さんがため、会期中に今一度 ggg へ行きますよ。