イーオン・フラックス
2006/04/02 17:12 - あ行
獲得形質は遺伝しないし、ましてや記憶がDNAに保存されることなんてあり得ないんですよ、などという野暮なツッコミを差しはさむ気も失せるくらい、のっけから唯美的かつジャポニスム溢れる強烈なビジュアルイメージに圧倒、そして引き込まれました。
セロンの黒髪・カラフル番傘・生け花・桜花と、てっきり西洋人によるエキゾチズム・ジャパンかと思ったら日系の人だったのか監督は。 しかも「ガールファイト」の人だったとは。前作からは想像もつかないあまりの変貌ぶりにビックリしました。
服飾、建築、小道具といったデザインの美しさ。カメラアングル・構図の良さもさることながら、なんと言ってもシャリーズ・セロンの容貌と体型の美しさ。とにかくすばらしい。
これだけで充分この映画は成立するといっても過言でない、イデアすら感じさせるシャリーの美しさは全人類の宝と言えましょう。
斯様にビジュアル優先の映画なんだから、ストーリーはもっとほったらかしでもよかったんじゃないかという気もします。
参考アフィリエイト
原作者ピーター・チョン関連
監督カリン・クサマ関連
スポンサーサイト