vista でエラー、FlashDevelop
2008/12/29 18:41 - AS周辺事情
コンピュータの世界は日進月歩どころか秒進分歩なワケです。
そろそろ天に召されそうなマシンに暇をとらせて、新たに雇い入れた PC は vista 搭載機。まぁ今時 XP 搭載なんてネットブックかそれレベルの超格安デスクトップくらいだからなぁ。
ところでこの vista、セキュリティーがかなりキツくなったようで、何の対処もしないと FlashDevelop が正常に動きません。
まずインストールのときにヘンなダイアログが開いてエラーメッセージがでました。そのメッセージがパッと見かなりヤバげな表現でビビリましたが、ダイアログ閉じたらそのままインストールができました。 インストールしたのは最新版n 3.0.0 RC1 をスタンドアロンモードで。
ふーあせったぜ、でもこれで一安心。やれやれだぜ、と思いながら、作成済みのプロジェクトを開きます。んでもって Main.as を編集画面に呼び出そうと project ウィンドウの Main.as をクリックしたら、またもやダイアログでエラーメッセージ。
しかも今度は何をやってもエラーダイアログが消えません。 FlashDevelop の終了すらできないありさま。仕方ないのでタスクマネージャで強制終了。
なんじゃこりゃあ、と Google 先生にお伺いをたてたらば、ご託宣をいただきました。
具体的な何をどうすれば良いのかというのは先様を参照していただくとして、このとおりやったら FlashDevelop が無事動くようになったので、まずは重畳。
でも先様でも警告されているとおり、あんまりこの設定はやらない方がよさげ。 しかしコレを設定しないと FlashDevelop は動かない。 一体どうしたもんかねぇ、といろいろ調べてみたらば、vista ではプログラムを Program Files フォルダ内にインストールした際、そのプログラムが書き換えるデータファイルや設定ファイルも Program Files フォルダ内に生成されていた場合、書き戻しがなされないそうな。
実際こういう状態になりました。
FlashDevelop の Tools -> Proram Settings でエディタ画面の文字サイズを大きくし、コンピュータをシャットダウン。 コンピュータを起動し FlashDevelop を立ち上げ、プロジェクトを呼び出したところ、エディタ画面の文字サイズがデフォルトのサイズに戻っていました。
シャットダウンしない間は、FlashDevelop を何度終了して立ち上げようと、変更した設定は生きていますが、一度シャットダウンするとその設定変更はなかったことになってしまいます。
これは vista のキュリティ強化に伴う仕様だそうで、C\Users\<ユーザー名>以外のフォルダには基本的にユーザは書き込みができないんだとか。 おかげで FlashDevelop 以外でも同様の理由で、私の今まで使っていたプログラムで問題が発生しています。
仕方ないので暫定措置として、C\Users\<ユーザー名>\Documents フォルダにプログラムインストール用フォルダを作って、その下にインストールしました。
これだと、何の措置もしなくても as ファイルを問題なくエディタ画面に呼び出すことができました。
まぁ素直に非スタンドアロンモードでインストールすれば何の問題もないんでしょうけどね、きっと。