「ビジュアライジング・データ」に触発されて
2009/02/20 23:23 - AS3.0
おまえら! 当然「ビジュアライジング・データ -Processing による情報視覚化手法」は買ってますよね?
私もご多分に漏れず購入いたしましたが、積ん読本に埋もれて遅々として進まず、現在、第3章を読み終わったところで足踏みしている状態です。
が! すでにお読みの方は共感していただけることと思いますが、この第3章を読み終えた時点で、試してみたい衝動に駆られ、いてもたってもいられなくなりますよね。 私もご多分に漏れずコーディングしてみました。 選択ツールは Processing ではなく ActionScript 3.0。
えーマジ第3章? 第3章が許されるのは2008年までだよねー。
というお言葉が聞こえてきそうなんで、ちょっとヒネってみましたよ。
「ビジュアライジング・データ」第3章のサンプルではアメリカ合衆国に円をマッピングするわけですが、私は生粋の日本人でありまして、えーなんつーんですかねー、ピンとこないんですよねーアメリカの州なんか出されても。
そんなわけで、「Processing 1.0 入門 #3] 都道府県人口マップ(SCRATCHBRAIN.BLOG)」を参考にさせていただき、日本を対象に都道府県の面積をマッピングしてみました。
データソースはそれぞれ以下の場所(すべて国土地理院のサイトです)。
- 日本の範囲:日本の東西南北端点の経度緯度
- 都道府県座標:都道府県の庁舎及び東西南北端点の経緯度(世界測地系)
- 都道府県面積:平成20年全国都道府県市区町村別面積
都道府県座標は庁舎座標を採用しました。
最初、各都道府県の東端と西端の中心(北端と南端の中心でも同じ)でプロットして見たんですが、いまいち日本に見えないのと、複数の県が重なる事例が多かったので不採用としました。 でもまだ重なる部分があるんだよなぁ。
もうひとつヒネった点があります。
ActionScript Thread Library(そうめん)を使っています。
データプロッティングは、かなりの数の画像やテキストを読み込む必要があるわけで、イベントリスナー無間地獄になりかねん。 それを回避するには「そうめん」がうってつけ。
まぁ能書きはそれくらいで、現物を見ていただきましょうか。
下の画像をクリックすると別ページに飛びます。 ステージ領域クリックで開始。 円にマウスカーソルを乗せると、対応する都道府県の名称と面積がステージ左上に表示されます。 と言っても、沖縄県や神奈川県など小さい過ぎてマウスカーソルがメチャクチャ乗せづらい場所もあります。
まぁそのへんは、後ほど別途ソースの提示をしますので各自お試しくださいませ。