Elastic String
2009/03/12 21:26 - AS3.0
最近めっきりご無沙汰ですが、そもそも私のネットにおけるアクティブな活動の始まりは、Flash による実験的な小品の公開だったのです。
ここのページがそうなんですが、もう何かシャッター商店街のような寂れっぷりで涙が出そう。
もっともこのページは何度かリニューアルしてまして、その都度、気に入らない作品とかけっこうデリートしてはいますが。
まぁそれはともかく、こういった小物作り好きな私にとって、wonderfl という環境は創作意欲を刺激する素敵プレイスだったりするわけで、前回の bit.fall のパクリに続いて、ちょっとした小物を、昨日今日と二日にわたって投稿してみましたよ。
今回のコーディングのテーマは bitmapData への描画のさらなる修練。
以前、ドット地球儀でもやりましたが、setPixel や setPixel32 を使った bitmapData への描画がメインテーマで、サブテーマとして bitmapData を使った残像表現の学習を設定しました。
その他に裏テーマとしてモーションタイポグラフィが設定されています。
前述した Flash による実験的な小品の公開うんぬんのそもそもの発端は、昔 MdN(デザイン雑誌の)で連載していた Flash の記事(当時は Flash 5)で見たモーションタイポに強い感銘を受け、自分もこのような作品を作ってみたいものである、と一念発起したことなのです。
それらの作品は今でも作者さんのサイトで見ることができます。
#11 letter effects と #24 depth がそれです(当時はパーマリンクという概念がなかったので個別 URL はありません)。 そのあたりの私の思いの丈は「FLASH-FACTORY」という書籍の紹介エントリーに書きましたので興味のある方はどうぞ。
で、今回の私の投稿作品のベースは MdN(これは出版社の)の「ネタ帳デラックス | Flashテクニック」という本の CHAPTER 03「触っておもしろいインタラクティブな表現」に掲載されている No.026「マウスの動きに反応して位置と色が変化する星オブジェクト」です。
作者は北川貴清さん。FLAVOR というサイトのマスターです。
ちなみに「ネタ帳デラックス | Flashテクニック」、MdN のこの本の紹介ページではサンプルがいくつか公開されています。
昨日投稿した分はピクセルが規則正しく整列している状態のものを二つ。 ひとつは残像なし版、もうひとつは残像あり版。 まずはこういう単純化したプロトタイプから始めるのが筋というもの。
で、今日投稿分は昨日のコードを発展させて、モーションタイポにしました。
残像なし版とそのバリエーション。そして残像あり版の計3作品。
個人的には残像なしバリエーションのザラザラ感が気に入ってます。
文字のピクセル化には、以前、コンポジションを学習した際に作成した TextPixelizer 関連のクラスを使っています。
ドット地球儀のコーディングでも使いましたが、いっぺん作るとこういう風にいくらでも使い回しが利くってのがクラスの良いところですなぁ。