『09 TDC展』
2009/04/19 22:04 - アート巡り
昨日(平成21年4月18日)は新橋&六本木方面で展覧会巡りをしてきました。 観覧順に以下の4つ。
- 09 TDC展(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)
- ECHO(コンテンポラリーアート CB COLLECTION 六本木)
- まぼろしの薩摩切子(サントリー美術館)
- アーティスト・ファイル2009(国立新美術館)
あとデザインハブにも行ったんだけど、なんかデザインハブ運営ヤバいんじゃね? サイトの作りといい、展覧会内容といい、どんどん劣化しているような気がするんですが。
まぁそれはさておき、各展覧会に対する想いを徒然なるままに。まずは恒例の ggg から。

思い出してみるに、私の ggg 初体験は『08 TDC展』でした。 あれからもう一年が経ったわけですねぇ。なかなか感慨深いものがあります。
で一年前の記事を読み返してみると、映像作品に心惹かれたということを書いていますが、今回も目を惹かれたのはポスターやパッケージデザインではなく映像でした。
アートではタブロー至上主義(コンテンポラリー逝ってヨシ)のワタクシなのに、デザインではムービー偏重なんだなぁ、ということを改めて感じた次第。
まずは佐藤卓によるロッテ・クールミントガムのショートムービー。
開封されて横に置かれたガムパッケージがデ・パルマ回転撮影されています。
ガムパッケージのペンギンは普通一つの面にしかいないわけですが、画面の回転にあわせて長面二つ短面二つの計四面をヨチヨチ周回するそんな CG 映像です。
ペンギンかわいい。
最後にネタばらしっぽい、真っ白いパッケージが一瞬写ります。
次は Ashley Cheung と Jason Lam による "TEXTWORM" というインタラクティブなインスタレーション。
ウネウネ動く文字の破片がキモカワイイ。 まぁこれについては万言を費やすよりも、vimeo に映像があったからそれを見ていただきましょう。
↑は実際に ggg で流れていたものとたぶん同じもの。
↑は原理説明。

そして最後は田中良治の tFont。
ICCのオープンスペース2008で『フラッシュを使用しない撮影は許可されています。』は現物を見ました。
人間の肉眼では認識できず、写真に撮るというフィルターを経由して初めて読める文字というのは、個人的には如何なものか、と思いますが、今回見直してみたら、Sister Ray というやつの動きは個人的に好みだということを再認識しました。
Semitra01 / tFont というサイトの No.13 tFont for Blogs というページのフォント選択で見ることができます。
次の会場へ向かうため、東京メトロ日比谷線日比谷駅へ GO。