「NEOREAL」展
2009/08/28 20:26 - アート巡り
2001年8月27日(木)~29日(土)の3日間、東京ミッドタウンのホールBという場所で標記展覧会が開催されています。
この展覧会は「ミラノサローネ」なる、ミラノで開催される世界最大規模のデザインイベントでキヤノンが発表したものを再現したものとのこと。
展示は「
見に行こうと思った理由は、「
これは、カメラで取り込んだ映像から輪郭を取り出し、その輪郭線を使ってラインアート風な映像を作る、というものです。
具体的にどのようなビジュアル表現になるのかは、このページの写真(右側)や、 2009 ART WORK のページで "_O_N_L_I_N_E_" という部分をクリックするを見られます。"Movie" をクリックするとミラノでのドキュメントムービーらしきものが流れますが、その中で実際にどのような動きをするのかが分かります(直リンク不能)。
見ていただくと分かるとおり、人間なら人間総体としての、一番外側の輪郭線が抽出されています。
ActionScript と WebCamera でこういう輪郭線抽出ができないもんだろうかと常々考えていたんですよねー私。 現行、知識として得ている輪郭抽出法はBlendMode.DIFFERENCE を使ったものなので、このような輪郭線はできません。
展示されている現物を体験して、多少なりともヒントがつかめればというスケベ心と、こういうメディアアートが好きな私として純粋に体験してみたいという気持ちとを併せ持ちながら会場に向かったのです。
現場では実際にクリエータの方がいらいして、どのような作品なのかという説明をしてくださいました。 技術的な面については企業秘密らしく、あまりお話を伺うことができなかったのは残念ですが、でもそれは仕方のないこと。
ActionScript で自己表現している方々は見ておいて損はない展覧会だと思いますよ。 明日で終了だから、みんな急げ!