エッジ検出(1) 標準
2010/01/16 11:28 - AS3.0
今後の画像処理の話は基本 ConvolutionFilter 一辺倒です。 ConvolutionFilter の第3引数であるマトリクスをどのように記述するか、って話。
また今後のサンプルは、グレイスケールをかけた後、平滑化として BlurFilter(2, 2, BitmapFilterQuality.MEDIUM) をかけたものを原画像として扱います。
まずはマトリクスを決め打ちで設定できる、以下の5つについて。
「実践画像処理入門」P50 には以下のようなことが書いてあります。
- エッジの検出とは、画像の濃度値が急激に変化する箇所を強調すること
- 簡単な方法としては画像の微分値をエッジ値として採用する方法がある
- 画像処理では、ある方向に沿った微分として、水平方向と垂直方向の2方向を考える
その2方向をマトリクスで表すと以下のようになることのこと。
そして、二つのマトリクスを一つの BitmapData に順次適用していくのではなく、原画BitmapData を clone を使って二つ用意し、それぞれ個別に ConvolutionFilter を適用。その後、二つの BitmapData を統合するという流れになります。
↓のような感じ
結果が↓(最後に反転処理を加えています)。