平面分割アルゴリズムでメディアートっぽい作品を(3)
2010/04/28 21:59 - AS3.0
平面分割アルゴリズムを使ったメディアートっぽい作品の第3弾にして最終回。
で、いきなり成果物。
実はこれがやりたくて、平面分割アルゴリズムを捻くり回していたのです。
元ネタは言わんでも分かりますね? ってゆーかタイトルでバレてますね!
そう、tha の THINK ART です。 Wonderwall に続いてまたしても tha のパチモン。
でもパクるつもりが、ヘボ過ぎて、泣ける。 ロー・スキル者による目コピーは限界がありますな。
ところで、いつかは MUG SHOOTER を組んでみたいと思ってるんですよねー。 でも何となくですが、道具を ActionScript から openFrameworks に切り替えないと作れないような予感がする。
ここで技術的なコメントをちょっとばかり。
今までの二作品、Manic Monday と BallMan は、二値化した BitmapData に対して平面分割アルゴリズムを適用していました。
今回は二値化ではなく三値化しています。 以前クラス化した減色エフェクタに活躍してもらいました。 なので二値化のときのように閾値を状況に応じて変えるということはしておらず、単純に 0x000000, 0x7F7F7F, 0xFFFFFF で三分割しています(減色前にグレイスケール化)。
単にグレイスケールにしたものを減色しただけだと、光と影の分断され具合がいまいちなので、減色をする前にコントラスト強調をしています。
画像処理としてまとめると、以下のような流れ。
で、明るい部分、暗い部分、中間の部分の3つの領域ができますが、それぞれ以下の取り合わせでタイリングしています。
- 明るい部分 → 赤と白の組み合わせ
- 中間の部分 → 白と黒の組み合わせ
- 暗い部分 → 黒と赤の組み合わせ