少林サッカー
2006/06/09 22:56 - さ・ざ行
拳法。熱血。荒唐無稽。お下品。暴力。抱腹絶倒。
お約束の感動の大団円。そしてもちろんワイヤーアクションも欠かせない。
面白ければオマージュだろうとパクリだろうと何でもアリアリ。
やはりこのごった煮テイストこそが、香港映画の醍醐味ですね。
いまさら「スリラー」をパクるなんていうダサダサな感性も、香港映画だからこそ許せること(「少林サッカー」公開2001年、「スリラー」ヒット1984年)。
公開が2001年だからオープニングは「2001年宇宙の旅」のパロディだなんてあまりにも直球過ぎ。 聞いてるだけで心がウキウキワクワクするステキな音楽もイカす。
ショービズか何かのTV番組で、日本での劇場公開前にこの映画の紹介を観てしまったのが運の尽き。
中野の輸入DVDショップまで行って、中国語版を買ってしまうほど心惹かれたワケです。
が、しかし!
香港映画だったらCGなんぞに頼らずに、アクションシーンでは体を張ってほしいものです。
それだけが香港映画の存在意義なんだから。